MPLS-IX WG

接続の概要

次世代IX研究会の相互接続実験に参加する場合、 各参加組織はMPLSをサポートするルータを用いて 相互接続実験網(以下、distix)に接続を行う必要があります。

以下では、distixに接続する各組織のMPLSルータを Edge LSR(Label Switching Router)と呼びます。 また、distixを構成する研究会側のルータをCore LSRと呼びます。 実験に参加する各組織がdistixに接続する際には、 各組織のEdge LSRを隣接のCore LSRに接続するところから始まります。

以下に、実験参加組織がdistix上で実験を行うための手順を紹介します。

接続に関する基本設定

ここでは例として、以下の構成における設定について説明します。

次に相互接続実験網distixにおいてMPLSによる 相互接続を行う手順を紹介します。 現在distixではLDP、およびRSVP-TEによる 相互接続が可能です。 LDP、RSVP-TEのいずれの場合も各ユーザのEdge LSR間に 仮想的なパスであるLSP(Label Switched Path)を確立します。 BGP4による経路情報の交換、およびトラフィック交換はLSP上で行います。

以下にLDP、およびRSVP-TEによる相互接続の設定方法について 紹介します。

LDPによる相互接続

LDPを用いる場合、相互接続を行う対向Edge LSRに対する FEC(Forwarding Equivalent Class)、および、そのFECに対応する LSPを設定することにより相互接続を行います。

RSVP-TEによる相互接続

RSVP-TEによる相互接続では、ユーザのEdge LSR間に LSP Tunnelを確立することにより相互接続を可能にします。 LSP Tunnelの確立は、以下の手順で行ってください。

以上の設定を両方のEdge LSRで行ったのち、LSP Tunnelの確認を 行います。各実装ではLSP Tunnelに関する情報を表示するコマンドが 用意されていますので、このコマンドを用いて、 LSP Tunnelが両方向に確立されていることを確認してください。

また、LSP Tunnelの確立を確認後、対向Edge LSRへの通信確認を 行ってください。対向Edge LSRへの通信確認にはpingコマンド、 およびtracerouteコマンドを利用します。 いずれのコマンドも、通信確認に利用する送信元(source) アドレスを、自組織のEdge LSR側のインタフェースアドレスに 指定してコマンドを実行してください。

BGP4の設定

以上を設定したのち、 BGP4のセッションが確立できていることを確認します。 BGP4のセッションが確立され、経路情報が交換されれば いよいよデータトラフィックの交換になります。


Last update: 14, Dec. 2001