distix では、マルチラテラルによる相互接続を行うためのルートサーバ(route server)を提供しています。 distix が用意したルートサーバとピアリングしていただくだけで、他組織との相互接続が自動的に実現可能になります。
これにより、以下のメリットが得られます。
マルチラテラル相互接続実験への参加をご希望の組織は、事務局、または、ワーキンググループの ML まで参加の旨をご連絡ください。
ルートサーバ(route server)とは、複数の他組織との経路交換を 代行してくれるサーバです。
ルートサーバに対して経路を広告すると、ルートサーバは、自身が ピアリングしている他の組織にその経路を再広告します。
ネクストホップや AS パスは、組織間で直接ピアリングしている 場合と同じに見せかけますので、トラフィックは、ルートサーバを 経由せずに、組織間で直接やり取りされます。
要するに、対外接続用のルートリフレクタのようなものです。
この仕組みにより、ルートサーバとピアリングする組織すべてが 自動的にフルメッシュで相互接続されます。
なお、MPLS-IX で利用する場合、BGP 経路の自動交換に加えて、 LSP を自動的にフルメッシュで確立する必要があります。
これについては、コアルータから RIP によって対向組織のピア アドレスを広告することによって実現します。
ルートサーバの詳細につきましては、 RFC1863 をご覧ください。
まずは、LSP の自動確立のための設定です。
従来の方式では、LDP で LSP を確立する際に、対向組織のピアリング アドレスへのスタティック経路を設定していましたが、これを自動化 するために、接続するコアルータから RIP によって対向組織のアドレスを 広告します。
念のため、ユーザ網内に不要な経路が伝播しないように、コアルータ からはメトリック 15 で経路広告します。
エッジルータでは、コアルータと接続するインターフェースで RIPv2 に よる経路広告を受信する設定を入れてください。経路送信の設定は必要 ありません。
ルートサーバとの経路交換のために、マルチホップ BGP の設定を入れて ください。
ルートサーバでは、AS パスとプレフィックスによる incoming 経路の フィルタを行いますので、不正な経路は流れない予定です。
そのため、エッジルータでは、原則として、ルートサーバが広告する 経路をすべて受信するようにしてください。
ルートサーバのピアリング情報は以下です。
name: distix※広告経路のフィルタは、内部のルーティング構成やアクティブ経路の 状況によって変わりますので、各組織の状況に合わせて設定してください。
以上で設定は完了です。